「カセットボンベによる事故を防ぐために」
みなさん、こんにちは。
ゴミ収集車の火災が多発しています。
ライターやリチウムイオン電池などの混入や、
ガス抜きが不十分なスプレー缶やカセットボンベが原因です。
スプレー缶やカセットボンベを振った時、
シャカシャカという音が聞こえるなら、ガスが残っています。
そんな時、あなたはどこでどう処理していますか?
■保管場所
直射日光や暖房器具の温風などが当たると、
内部が膨張して破裂する恐れがあります。
また、温度差の大きい場所や湿気の多い場所で保管すると、
サビが発生して缶の強度が下がる恐れがあります。
そのため、保管に適しているのは
『40度以上にならない乾燥した場所』です。
なお、落下の恐れのある高所や、
子どもの手が届く場所は危険なので避けましょう。
使用中のカセットコンロのそばに
予備のカセットボンベを置いたまま食事をするのも
危険なのでやめましょう。
■使用を避けたい場所
・IHクッキングヒーターの上(過熱防止)
・使用中の暖房器具の近く(過熱防止)
・火を使って料理している場所(過熱防止)
・テントや車内などの狭い空間(一酸化炭素中毒などの防止)
・カーテンなどの可燃物の近く(引火防止)
■処理方法
必ず使い切ってから廃棄しましょう。
ガス抜きのために穴を開ける時は、
火の気が無く、風通しの良い屋外で作業を行いましょう。
なお、カセットボンベは、
キャップを外した先端を地面などに押し付ければ、
本体に穴を開けることなく安全にガス抜きできます。
■こんな経験はありませんか?
カセットコンロを使う時、なかなか点火しなかったり、
勢いよく火が出て驚いたことはありませんか?
そんな時は、
・カセットボンベを正しく装着できているか
・サビや凹みはないか
などを確かめましょう。
なお、10℃未満の寒い場所では、ガスの特性のため使えなくなります。
火がつかない時は、温度も確認しましょう。
ガスボンベを取り外してもガスが漏れ続けている時は、
直ちに火の気のない屋外に持ち運び、室内の換気をしましょう。
マイホームのご相談は是非、グッドホームまで(^^)/