築浅物件を見つけた時、あなたはどう思いますか?
そんな物件を見た時、みなさんは、
「築浅でキレイな物件だからお得」
と思いますか?
それとも、
「なぜ、念願の一戸建てを手放したのだろう」
と、売却した理由に興味を覚えますか?
築後数年で売却した理由を調べたところ、
・転勤や親との同居などの事情で手放さざるを得なかった
・住宅ローンを支払えなかった
・隣接する道路からの騒音や振動が想像以上だった
・シックハウス症候群を発症して住めなくなった
・ご近所トラブルに巻き込まれた
など、さまざまな理由がありました。
みなさん、転勤や住宅ローンの支払いなど、住人のやむを得ない事情によって手放した物件なら、買い手側にとっては良い物件と言えるでしょう。
しかし、騒音やシックハウスのように、建物や周辺環境に問題がある物件だったら大変です。
実際に、そのような物件を購入し、後悔している方は少なくありません。
ちなみに、平日と休日では、道路を利用する車の種類や台数は異なります。
そのため、道路からの騒音や振動を知るには、曜日や時間を変えて観察する必要があります。
近くに幹線道路がある場合は、特に注意が必要でしょう。
最近は、新型コロナウィルスの影響で住宅ローンの返済が困難になり、競売や任意売却に追い込まれる方が増えています。
ですから、みなさんがこれから新築する予定なら、築浅で新居を手放すことのないよう、資金計画や周辺環境のチェックなどは慎重に行いましょう。