着衣着火に注意しましょう。
こんにちは。みよし市の工務店、グッドホームです。
長袖を着て料理する時、ぜひ気を付けてほしいことがあります。
それは、「着衣着火」です。
袖口や裾が広がっている衣類、ストールやマフラーなどは、
火が燃え移りやすい形状なので危険だと判断しやすいですよね。
しかし、
「火が燃え移りやすい繊維は?」
との問いには、咄嗟に答えが出てこないかもしれません。
みなさん、
火の回りが早い繊維は、綿、キュプラ、アクリルなどです。
ポリエステルやナイロンも燃えやすいのですが、
火が広がる速度は比較的緩やかです。
また、起毛したりけば立った衣類は、表面に空気を含みます。
そのため、素材によっては瞬間的に火が回ることがあります。
これを「表面フラッシュ」といいます。
国民生活センターによると、
毎年100人以上の方が着衣着火により亡くなっているとか。
衣類が火に直接当たっていなくても、
火から放射される熱によって着火することがあるそうです。
注意すべきはガスコンロだけではありません。
ロウソク、マッチ、ライター、暖房器具による被害も発生しています。
また、消毒用アルコールや灯油などの
引火しやすい液体が衣類に付着した状態で火に近づくと、
着衣着火しやすいという危険性も指摘されています。
みなさん、
防炎エプロンや防炎腕カバーなどを着用すると着衣着火のリスクを減らせます。
コンロによる着衣着火は年間を通して発生していますが、
重ね着している時は、衣類に火が付いてもすぐに気付けないかもしれません。
もし着火に気がついたら、衣類を脱ぐ時間すら惜しいので、
そのまま水をかけたり、濡らしたタオルなどで包み込みましょう。
消毒用アルコールで手指消毒してから火に近づく時は、十分に注意しましょう。
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