適切な服装で着衣着火を防ぎましょう!
こんにちは!
みよし市の工務店のグッドホームです!!
今日は、着衣着火についてです。
着衣着火とは、火が着ている服に燃え移る火災のことです。
毎年約100人の方が亡くなっており、その8割以上が65歳以上の高齢者です。
内訳の中で最も多いのは、調理中のコンロの火による事故です。
以下に、医療ネットワークを通じて寄せられた事故事例を紹介します。
・コンロの奥にある鍋を取ろうとしたとき、手前で使用していた火で服が燃えた。
服を脱ごうとしても脱げず、シャワーで消火したが範囲約5~10%の熱傷を負った。
・料理中にコンロに背を向けてテレビを見ていたら着火した。
ニオイと熱で着火に気づき、風呂場で冷却したが、皮膚の移植手術が必要だった。
・コンロの火を消そうと手を伸ばした時、肩にかけていたカーディガンの袖に着火した。
袖の火は手で消したが、背中まで回った火がなかなか消えず、腰から背中にかけて熱傷を負った。
・料理中、扇風機の風にあおられてコンロの火が服に燃え移り、前胸部に広範囲の熱傷を負った。
###name###さん、上記の事例を見ると、自分の身に起きてもおかしくないと思いませんか?
なお、コンロの他にも、仏壇やお墓参りのロウソク、ストーブやファンヒーターなどの暖房器具やスプレー、たばこや花火、焚火や野焼きなども着衣着火を招く恐れがあります。
そういえば、新型コロナにより、家庭内でのアルコール消毒の機会が増えてからは、
・服に付着したアルコールへの引火
・アルコールで手指消毒してすぐの調理や喫煙による引火
などの可能性も懸念されています。
パイルやタオル地、綿やレーヨンなど植物繊維使用の素材などは火の回りが早く、実験の結果、わずか1秒で服全体まで燃え広がることが分かっています。
火を取り扱う際は、衣類の素材や形状に十分注意しましょう。
アルコールなどの引火しやすい液体を取り扱ったら、火に近づかないようにしましょう。
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