2023/11/16
家族の生活パターンや現在の住まいの不便な点を書き出しましょう
間取りについて担当者と話し合う前に、ぜひ実践してほしいことがあります。
それは、『家族の生活パターンや、現在の住まいの不便な点を記録すること』です。
たとえば、
・食事・起床・入浴・就寝の時間
・夕食後の過ごし方
・休日の過ごし方
を記録すると、過ごし方に適した部屋の広さや数がわかります。
また、現在の住まいでの
「毎朝、トイレが混雑する」
「家族が入浴している間は洗面所を使えない」
といった不便な点がわかれば、新居のトイレを増やしたり、
洗面所と脱衣所を分離させるなどの対策も検討できます。
ところでみなさんのお宅には、来客がどのくらいの頻度で訪れますか?
来客をもてなす場所はどこですか?
新築する際、
「来客用に一部屋確保すべき?」
と悩む方は少なくありません。
しかし、頻度が少なく、リビングだけで対応できるなら、
新居に客間が無くても何とかなりそうです。
近くに宿泊施設があるなら、そちらを利用してもらえば良いですし…。
みなさん、来客に宿泊されるのがイヤで、あえて客間を設けない方もいます。
洗面所を見られるのがイヤで、玄関に手洗い場を設ける方もいます。
暮らし方に合う家づくりができる機会は滅多にありません。
家族全員分の生活パターンを記録するのは大変かもしれませんが、
要望の優先順位を考えやすくなりますし、担当者への説明もラクになりますよ。