IH調理器の誤った使用例とは?
こんにちは、みなさん。
新築や引っ越しをきっかけに、
ガスコンロからIHクッキングヒーターに変えることってありますよね。
IHクッキングヒーターには、
・火が出ないので、火災や火傷のリスクが低い
・掃除しやすい
・熱伝導率が高いので、効率良く加熱できる
・夏場でも暑くなりにくい
・太陽光発電や蓄電池と連携できる
などのメリットがあります。
火が出ない上に安全センサー機能も搭載されているものの、
誤った使い方が原因で、火災やケガを引き起こすことがあります。
では、誤った使い方にはどのような事例があるのでしょう。
■揚げ物をするとき「揚げ物キー」を使わない
通常の方法で加熱すると、人の判断によって温度調整するため、
温度上昇に気づかず発火することがあります。
■規定量より少ない油で揚げ物をする
油の量が少ないと、「揚げ物キー」を使っても
温度センサーが正常に働かず、過熱して発火恐れがあります。
■IH専用ではない調理鍋で揚げ物をする
鍋底がへこんでいたり、IH専用ではない鍋を使うと、
温度センサーが正常に働かない恐れがあります。
最も安心して使えるのは、
IHクッキングヒーター付属品の天ぷら鍋です。
付属品が無い場合、SGマーク付きの天ぷら鍋がおススメです。
■汚れ防止シートを敷いて加熱する
汚れ防止シートを敷いたままだと、「揚げ物キー」を使っても、
温度センサーが正常に働かない恐れがあります。
汚れ防止シートが燃えることもあるので、
揚げ物をする際は、必ず取り外しましょう。
今回は、揚げ物をする際の誤った使い方の事例を紹介しました。
みなさんが新居にIHクッキングヒーターを設置する予定なら、
取り扱い説明書をよく読み、家族にも正しい使い方を伝えましょう。
正しく使っても、不具合などによって問題が発生することはあります。
調理中は、その場を離れないようにし、
来客や電話に対応する時は、必ず火を消すようにしましょう。
では、また。