まずは、新居での暮らしを想像してみましょう
業者選びをする時、最初に迷うのが
「ハウスメーカーと工務店と設計事務所のうち、どれが良いのかな」
という三択ではないでしょうか。
その答えは、みなさんの家づくりによって異なります。
そのため、『新居でどう暮らしたいか』を知る必要があります。
みなさん、まずは、平日や休日、暑い日や寒い日、健康な時や体調不良な時、子育て中や子どもが巣立った後などの様々なシーンで、どんな住まいなら生活を楽しめるかを想像してみましょう。
その結果、家族の暮らし方に合わせた世界で一つだけの家づくりが良いのなら、工務店や設計事務所が適しているでしょう。
一方、
・考えるのが苦手なので、ある程度プランに制約があった方が選びやすい
・少数精鋭の業者も良いが、規模が大きい業者の方が安心できる
・広告費や人件費などを上乗せされても問題ない
という場合は、ハウスメーカーの方が適しているでしょう。
このように、ある程度の方向性が決まったら、次に調べたいのが、それぞれの業者の『こだわり』です。
・新築のみ手掛けている
・新築もリフォームもできる
・常に最新を追求している
・営業専門の人員は置かず、技術者が直接対応している
・デザイン性や耐震性など、重視している分野がある
・木造軸組工法など、これと決めた工法以外は要望を受けても手掛けない
などのように、様々なこだわりがあります。
その中から、
・みなさんの家づくりに合うか
・商圏に問題はないか
と絞り込んでいきます。
その後は、実際に会って、予算や要望に沿った家づくりができるか、業者との相性はどうかなどを確認しましょう。
今の住まいに不満があると、無意識のうちに不満解消が家づくりの目的になる場合があります。
しかし、冒頭にお話ししたように、新居での様々なシーンを想像すると、より幸せな家づくりを思い描きやすくなりますよ。