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2024/01/22

防災を意識した家づくり

■避けたい土地

・地盤が弱い土地

・河川の氾濫や津波の被害が想定されている地域

・土砂災害(土石流やがけ崩れなど)のリスクが大きい地域

・地震が発生するリスクが大きい活断層周辺

・液状化が発生しやすい埋め立て地や砂地盤

・周囲からの水が溜まりやすい低地

ハザードマップで調べると、ある程度のリスクを把握できます。

土地選びの際は、必ず確認しましょう。

■災害に強い建物

・凹凸が少ないシンプルな構造・・・地震の揺れを均等に分散できる

・耐震性能や免震性能が高い・・・倒壊リスクを減らせる

・気密性や断熱性が高い・・・猛暑による熱中症のリスクを減らせる

・太陽光発電システムや蓄電池・・・停電時も電気を使用できる

・エコキュート・・・断水時に数百リットルの水を確保できる(飲料不可)

・雨戸・・・風圧や飛来物から窓を守れるほか、断熱にも役立つ

■建物の中も一工夫

・造作家具以外の家具は固定する

・落下物や転倒物が少ない部屋を確保する

・取り出せないリスクを考慮し、非常用品は複数個所に保管する

・非常食や飲料の品質を保つため、直射日光を避け、

 高温多湿になりにくい場所に収納スペースを設ける

・避難を妨げる恐れがあるため、避難経路上に重たい照明器具を設置しない

・雨戸が無い窓には、厚めのカーテンを設置する

・玄関には、避難を妨げる恐れがあるものを置かない(水槽や大きめの家具など)

【編集後記】

■防犯と避難

窓には様々な種類がありますが、玄関や勝手口を使えない時、

最も避難しやすいのは、窓の下枠が床に接している『掃き出し窓』です。

とはいえ、窓や庭に侵入犯罪対策をしていると、

万が一の際、素早く避難することができないかもしれません。

発生リスクを考えると、やはり防犯が優先でしょう。

しかし、避難経路を確保するには、防犯対策に何らかの配慮が必要です。

窓の配置や周辺環境に合わせて、より良い対策を探したいですね。

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