18歳・19歳への助言は、家づくりにも役立ちそうです
国民生活センターによると、
2,017年度以降の18~19歳の消費者トラブルは
8,000~11,000件台で推移しているそうです。
特に、成年年齢が引き下げられてからは、
契約に関するトラブルが増加しているとか。
最も多いのは「脱毛エステ」の契約や解約に関するトラブルで、
そのほかには「架空請求」「出会い系サイト」「副業」などがあります。
これらのトラブルを防ぐため、国民生活センターは、
・安さや気軽さ、メリットを強調した広告に注意!
・契約をせかす勧誘や借金を促す勧誘に注意!
・契約はその後のことを考えて慎重に検討する! 不安があれば周りに相談する!
・契約後、クーリング・オフや契約の取消しができる場合がある。
・トラブルにあったら、早めに消費生活センター等に相談する。
というアドバイスをしています。
…このアドバイスは、家づくりにも役立ちそうですね。
みなさん、安さをアピールする業者に関心を持った時は、
・なぜその金額で提供できるのか
・性能や耐久性はどうか
などを確かめましょう。
契約を急かす営業マンは、今月の業績が悪いのかもしれません。
みなさんが新居に入居したい時期から逆算して、
「早めに動かないと間に合わない」
との親切心から急かしているのかもしれません。
いずれにせよ、準備不足のまま話を進めるのは心配です。
借入可能額を最大限使った家づくりを勧める業者は、
住宅ローン返済中の生活に配慮していません。
勧められるままに予算を増やすのではなく、
新居での生活を楽しむ余裕がある予算を守りましょう。
みなさん、
「人手不足や設備の遅延のため、引き渡しが遅れた」
「新居にカーテンレールが無かった」
「納得できない理由で追加費用を請求されている」
など、家づくりに関するトラブルは多いものです。
トラブルを一人で抱え込むのは大変ですよね。
そんな時は、住まいるダイヤル(住宅リフォーム・紛争処理支援センター)や
国民生活センターに連絡しましょう。
弁護士や建築士などの専門家に相談できますよ。